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今生のテーマ5 変化 夢を中心に
おことわり
数回に及ぶ「林アンジュセッション※」において私が得られ個人的メッセージ集を中心にして自らの生きるテーマを掘り下げます。
注:できるだけ言葉をそのまま掲載しますが、一部修正している箇所もあります。
※:アンジュさんは現在「羽衣アンジュ」として活動されておられます。
2006年1月 〜夢〜
1月13日 「廃屋」
会社、もと居た職場のプラント。反応器に原料を入れて撹拌している。熱を加えるのを忘れたと思って、戻ってくると少しずつ溢れている。どうやら洗浄用のホースから漏れた水が入ってしまったらしい。部下にこの反応が失敗だったことを告げる。どうも久し振りでなかなか大変だと思っている。かつてはほとんど毎日このようなことをしていたことに改めて感心した。
外に出ると総務部のU君が紙でできた小さいバスを運転して来た。2、3台やって来る。どれも新入社員を乗せている。会社の敷地に入ったところで総務部のU君が気まずい顔をした。見ると奥のほうに消防車が一台止まっているのが見えた。すると一番奥の大きなプラントが火事でほとんど倒壊しているのが見えた。僕はこれから会社は大変だ・・新入社員は大変だな・・と思っている。今までで一番大きな火事だ。
巨大な廃屋の中に2,3人でいる。もとは倉庫であったのだろうか、異様に天井が高い。ブロックで組み上がっているようで廃墟マニアが喜びそうな佇まいだ。
小さな店にいる。92,3歳というおばあさんがいる。とても可愛らしく、美しい。おばあさんに「僕はつきあってもいいですよ。あなたは大変に美しいです」僕は言った。おばあさんの肌に触る。シワシワだがひじょうに弾力があって美しいと思った

◆自身の夢解釈
「もと居た職場のプラント」とはこの会社に就職して初めて配属されその後の異動を経て長くリーダーを任せられていた職場である。
「一番奥の大きなプラント」とは上述の職場から異動で配属された職場。
「巨大な廃屋」はこの夢を見た当時の職場を現している。
この夢を見た当時に感じた「終わり」の通り、9日後に異動の内示を受けた。夢に出た3つの職場は同じ事業所内にあるのだが今度の移動先は別の事業所なのだ。つまり夢はこの事業所での私の仕事の「終わり」を表していたようだ。そうすると夢のそれぞれの部分は私のそれぞれの職場への感情を表現していると思われてくる。そしてそれぞれの職場で学んだことに思いを馳せているようだ。
後段の「小さな店」は新しい職場に関することではないかと予想される。確かにこの新しい職場の事務所は最も「古く」「狭い」のだ。
しかし私は「僕はつきあってもいいですよ。あなたは大変に美しいです」と言っている。つまりこの異動先の古く・狭い職場を受け入れているのだ。
ルーツ、前世からの流れを大切に生きれば生きる程、喜びで生きることができる世界を生きることができます。 感情を感じきり、トリートメントしながら現実の中に喜びを流し入れましょう。 大切なのはどんな人の前でも同じスタイルを保つことです。変わらない自分の流すことは「今ここにいる」合図になります。宇宙の愛に繋がり、本来の命のハートの輝き、暖かさと繋がっていくためにはそのスタイルは暖かいものを選ぶようにしてください。 迷いがあるときは力を抜いて魂のハートに繋がってください。
STOPや停滞もメッセージです。それは「大事な岐路に立っているので気付いてください」とのメッセージ。絶対絶命だと感じる状況は感謝が足りないことを表しています。感謝をすればする程、苦しいときに開かれます。 新しい人生を切り拓き、変容する準備の時に既に一歩、二歩、三歩と足を踏み入れています。踏み入れた世界に喜びと安心を生み出しながら、仕事レベルの方にも、人生の気づきの中にも喜びや直感を大切に気付いたときに直感を行動に移していきましょう。
どんどん変化の時に差し掛かっています。私生活の変化が仕事へ及び人生そのものの変化へと移ってゆきます。

◆変化の時は近い!とても具体的なアドバイスを得た。
2006年2月〜夢〜 
2月1日 異動の辞令が正式に出る。
2月6日 夢 「ゴルフ」
新しい職場か集団の中に新メンバーとして入った。皆はゴルフや他の何かスポーツをやっているようだが僕はどちらもやらない。そのようなメンバーはこの中で僕だけだがそれでも別に良いと思った。
新しい職場へ行った時にその事業部長が来ていた。彼は「君はゴルフはやらないのか?」と聞いてきた。
今までも全然興味が無いしこれからもやる気は起きない。例え仕事にプラスになろうとも(笑)
これまでは良く知っていることをツールにしてどんどんと仕事をこなして、さらに楽で早くできるようにと仕事に創造を加えていた。しかし新しい職場では一転して初心者になってしまった。この落差がマイナスの感情として押し寄せる毎日。
そして転機は今までとは逆で夢より先に意識から始まった。
2006年3月 観念の再定義
3月12日 私は2004年12月「ワクワク」で有名なバシャールをチャネルすると言うダリル・アンカのワークショップに参加していた。そのワークを本にしたものが発売された。その本が5日届いたので早速読み始めた。そこには今、私が置かれている状況に使えるツールが数多く収められていたのだ。そのツールをすぐに適用してみた。

使用したツール:「定義」というアイデア、観念をどんどんみつけて変える/定義・観念と質問のプロセス
問い:異動したことにより苦痛を感じるようになった。しかし起こっている状況は私をどこかへ運ぶために起こっているだけであって中立である。その状況のなかから私は何故苦痛を選択しているのであろうか。
問い:今までの部署ではたくさん知っていて自由に多くの仕事をできたのに何故、私は全く新しい新たに身に付けなければならないような面倒な状況を選択したのであろうか?
苦痛の出所は「知らない・できない」という状況から起こってきていると感じた。つまり自分の中には以下のような定義が存在することがわかった。
定義:「知らない・できないことは恥である。」裏に「知らない・できない」と評価されることへの恐れもあり。
問い:何故「知らない・できないことは恥」と感じるのか?(さらにこの定義をささえる自己の定義を探ってみる)
定義:「あることができないのはその人に能力がないことを示す」
この様に私の異動にともなって起きてきた苦痛の裏には「作業をスムーズにできないがために能力が無いと判断されるのではないか、それが自分への評価を落とすことにつながる」と言う恐れを自らが創造していたことが明らかになった。
ここで私は「ある特定のことができない・知らない」=「その人に能力がない」ではないことに気づくことができた。
再定義:「ある特定のことを知っている・できることでその人を評価することはできない」
再定義:「自分に能力があることを他人に示すことによって自分を高めることはできないし不要である」

◆この様にして私は異動に関する「痛み」によって自らの観念「知らない・できないことは恥である。」を見つけてこれを昇華することが可能となった。つまりこの場合、「苦痛」がシグナルとして機能していたことが伺える。私は外側で起こったことへの反応として起こった内面の「苦痛」をシグナルと捉え、そこに取り組むことによって今まで隠されていた観念を変えることが可能となったのである。この苦痛なくしてこの問題に取り組むことは無かったのである。
3月14日 夢「評価」
仕事の成績評価が悪かった。僕は悪くても給料が下がるような評価は受けないと思っていたので上司に抗議した。それでも上司は変更することはなかった。
僕はその評価を受け入れることにした。そして上司に「給料はどのくらい下がるの?」と聞いた。たいした金額ではなかった。

◆一般に夢は何かの「前触れ」と思われている。夢で誰かと喧嘩したらその人と仲が悪くなるのではないかと案じる・・夢の中で悪いことがおこったらそれが現実化するのではないかと恐れるのである。夢は自分の無意識下で起こっていることを意識に上らせることがある。この場合は前触れと感じてしまうが本当は当人の無意識下で既に起こっていることを映し出しているに過ぎない。
私の夢は問題の最後の締めくくりとして表現されたもののように思う。「評価」に関して前述のように取り組んでいた結果、他人の評価は甘んじて受けるがそれによって自分が低められることは無いことを了解しているのである。最後のくだり〜「給料はどのくらい下がるの?」と聞いた。たいした金額ではなかった。〜は自分の今までの感情と折り合いをつけているように思える。
夢より先に意識で無意識に潜む観念を変化させその仕上げを夢に見たと言う初めての面白い経験であった。
2006年3月22日 ワクワクしない仕事を選択しているのは何故  
前述の新しい慣れていない仕事に関する苦痛が消えてもなお、私は現在の仕事は依然として「ワクワクしないこと」であった。実際、前職に関しても同様にワクワクしない仕事ではあったがそれはそれで慣れていたので苦も無く楽々と淡々とこなしていた。今度はワクワクしないどころか、かえって好きでもない新しいことを覚えなければならない面倒なことになってしまった。
私は自分がこの人生の主役であり監督であり脚本家だと思っている。だからこの異動のシナリオはきっと新しい展開があるのだ。
はじめ異動を聞いたとき、ゲームの「ステージクリア」のような感覚だった。つまり今までのところでは次の展開ができないので新しいステージに上がるのだと言う感覚。ただ、新しい展開がどんなものか予想がつかなかった。それよりも上述の苦痛にあったり、以前にもましてワクワク感を感じない仕事に戸惑うばかりだった。
閃きは突然起こった。異動したことがきっかけとなって今、このコトを考えている!そうなのである。もし、異動がなかったら安定した前職で仕事にワクワク感が欠如していることをほっておいたはずなのだ。この異動によって「今の仕事はワクワク感が無い。自分が本当にしたいことは何か?!」と問いだしたのだ。つまり異動によって変容が促された。「加速せよ」のスィッチがONになったのだ。と言うことはこの変化を推し進めることによって、今の仕事のワクワク感の無さの強調は必要なくなるはずである。そして次のことが導き出されてくる。
現在の仕事への観念を変更する必要は無い。(ワクワク感が無くても構わない)やりたいことを強力に推し進めるという変化をすることで現在の仕事への思いは楽なものへと変容して行く。 私のワクワクすることとは何だろうか?・・このHPを始めた頃はまだ岩手、花巻に住んで・・・と思っていた。それは一つの前世に導かれてだが、去年暮れにその思いは一先ず一段落した。その動機によって自分の生い立ち、性格などについて深く考察することができ、現在の土台を築くことができた。今年に入って、特に2月以降はベースは変わらないが少しそのワクワクに変化があった。それは花巻へのこだわりがスッと消えたことだ。そして花巻でやろうと思っていたことのエッセンスだけが残った。

2006年4月15日  ワクワクしない仕事を選択している理由 
あなたならではの良さを輝かせることがあなたがあなたでいることです。そしてその輝きをあなたは受け取れるということを信頼しましょう。
あなた自身の本心が欲することをあなたが受け取って行けるという信頼を深めましょう。
あなた自身の人生を気持ちよく受けとれることを信頼し、そして直感を通して生きていかれますように。
あなた自身にとって何が必要となるかはあなたの深いところからあなたが欲することで示されます。
これからの未来においてあなた自身が前向きに捉えながらいきましょう。
穏やかな感情で、一つ一つ起きること、感じることを大切にしながら切り拓いて行くと、その度毎あなたの目の前に起きることがあなたの納得行くこととなります。
そしてあせらなくてもあなた自身が心から欲することをしていくことによってあなた自身の良さが活かされて行く事を信頼しましょう。
あなたの命、魂レベルの中にあなたが受け取りたいと思うことはあなたが受け取りたいと思う頃、あるいはそれより前に大いなる源、神様、女神様、天使様、愛の光の方々があなたのためにすでに用意してくださっています。 受け取りたいと思う心、その思いと言うものは神様、女神様があなたに与えるものです。だからこそ思いが現実になります。
あなたの思いが本当に何を感じていて何を望んでいるのか。それはできるだけ具体的にして、恐れや否定的な心をあなたの中から完全に浄化しながら思いの力を信頼しましょう。 そして「○○を受け取ります」と宣言しましょう。あなたが何を選んで何を大事にして生きていくのかによって、またあなたの思いから思いそのままの人生を神様女神様が与えてくださいます。ですからあなたの望み、あなたの欲すること、またあなたが大切に感じていること、あなたの本心を選びながらあなたの感情を見つめていきましょう。 ネガティブな思考、あるいは恐れ。パターンが作り出したものそれは真実ではありません。
あなたの心がワクワクしたり、ドキドキしたり、嬉しくなったり楽しくなったりすること、その命の中に用意されているのが奥の深いところの真実のあなたです。
魂的にまたあなた自身の何度も繰り返し残る真実のあなたは喜びの中や幸せを感じる中、ワクワクしたりドキドキしたりする中にあります。
ネガティブな心や不安からあなたの人生を作っていくのではありません。ネガティブな心や不安な心、どんなことを選んでいけば良いかわからない曖昧さがが表れてきたらまずはあなたの中に平常心を取り戻し、前向きな心、気持ちよさ、伸びやかさを取り戻しましょう。そのようにしてあなた自身の心が伸びやかさを取り戻せたとき全てが気持ちよく流れ出すと言うこの真実を大切にしていきましょう。 何を信じているのか、何を現実に作り出すのかをあなたが信じれば信じるほどそのまま宇宙の大いなる源はあなたに与えてくださいます。
あなたの深い思いと信頼を温めながら、あなたの興味をもたれることにを感じてみましょう。
そしてそれがあなた自身の中でまた新たに変化し、自身を輝かせていけるための第一歩となっていきます。感情の中の古くなったものを今まで居てくれて有難うと言って手放しましょう。 また新たなあなたの変化にともなって一つ一つの感情が新たに起きやすくなりますので、感情を良くチェックされてそしてネガティブな感情を取り除きましょう。 そしてポジティブな感情から行動するように痛みや不安と言うものを小さくして行きましょう。
また、心や身体だけで生きているのではなくてもっと深いところからあなたの真実が沸きおこる喜び楽しさの中からあなたの真実を見つめていきましょう。 また新たな変化の時でもあります。あなた自身が曖昧な感情のまま、これは疑問としている部分もあなたの中でそれは滞りやすくなるのであなたの心をチェックしながら何を本当に受け取りたいのか具体的にあなたの喜びを見つめていきましょう。

◆久しぶりにアンジュさんのセッションをお願いした。奇しくもアンジュさんが大網でのセッション開始初日にお邪魔することになった。
いつものように前もって何も伝えないままにメディテーションに入った。そしていつも驚くことだけれども必要なアドバイスはその段階で全てなされていた。
まるでワクワクで有名なバシャールであるかのようなメッセージだが最近私がバシャールを再び読み続けていることをもちろんアンジュさんは知らない。そしてバシャールの本から得られる以上のことがそこにはあった。それは僕の心の状態のことである。それによってメッセージがよりパワフルになっている。「良く効く」メッセージなのだ。
「本来の自分の欲する事を選び、宣言し、行動する変化の時期に入った」
「どれを選んだらよいかわからない・・との曖昧な思いを持って待つことは変化を妨げとなり、もうその時期は終わる」
これが今回のメッセージの中心である。
まさに「異動」を契機に沸きあがってきた私の中の心の動きが良く理解できる。
なぜワクワクしない仕事を選択し続けているのか?そしてさらに忙しい職場への異動を選択したのだろうか?
その答えは続くセッションから得られた。
異動によってスピリチュアルなことでないことに多く時間を取られてしまうことに違和感をが強く出てきました。
そして今はこれは違うぞと感じ、本当のものを見定めていく段階、真剣に探すときに入りました。
つまり今までの生ぬるい職場ではその感情が出てこなかったので今の状態に身を置いたのです。
そのようにしてやりたいことを掘り下げてやって行く段階に入りました。

◆これは私が今回の異動を契機に内へ入り導き出した思いと同じである。
異動を契機に「自分が本当にしたいことは何か?!」と問い出した。

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